モーニング・グローリーに伴うツアーの中で、4度目の短期アメリカン・ツアーより、1996年4月20日ダラス公演を高音質で完全収録。このツアーは当初8公演が予定されていたが、ノエルがインフルエンザに罹患した事により2公演がキャンセルされ、結果的にわずか6公演のみとなった。この後イギリスに戻り、あの歴史的なメインロード公演を控えている。本作はその直前一週間前のコンサートである。日替わりのアコースティック・セットでは、通算7回しかステージで演奏されていない珍しい「Take Me Away」が披露されている。この日を最後にオアシスではこの曲は演奏されていない。また、イントロなしのアカペラで始める「Cast No Shadow」も萌えるところ。

ボーナストラックとして、1996年4月/2月と、本編の時期に近しい2つのトラックを収録している。1つ目のトラックは、1996年4月11日シアトルのラジオ番組にノエルが出演した時のものである。レモンヘッズのイヴァン・ダンドとノエル・ギャラガーの共作のこの曲は、ソニー・ミュージックがリリースに反対し、お蔵入りになったという少々曰く付きの曲である。この曲は、レモンヘッズが1996年にリリースした7枚目のスタジオアルバム『CAR BUTTON CLOTH』のプロモーションCDのみに収録されており、ほとんど日の目を見ることのなかったレアな曲であり、ノエル・ギャラガーが歌ったテイクはこの日のみという非常に珍しいトラックである。

ボーナストラックのもう一つは1996年2月19日ブリット・アワーズでベストビデオ、ベストアルバム、ベストグループの三冠王を取った時のスピーチを収録している。英語での挨拶ではあるが、途中でBlurの「Park Life」の替え歌をリアムが口ずさんでいる。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。

BRONCO BOWL AUDITORIUM DALLAS, TX, U.S.A. April 20, 1996
DISC ONE
01. The Swamp Song
02. Acquiesce
03. Supersonic
04. Hello
05. Some Might Say
06. Roll With It
07. Morning Glory
08. Cigarettes & Alcohol
09. Champagne Supernova

DISC TWO
01. Take Me Away
02. Cast No Shadow
03. Whatever - Octopus's Garden
04. Wonderwall
05. Don't Look Back In Anger
06. Live Forever
07. I Am The Walrus

RADIO PROGRAM “THE END” Seattle, WA, U.S.A. April 11, 1996
08. Purple Parallelogram

BRIT AWARDS, EARL’S COURT LONDON, ENGLAND February 9, 1996
09. speeches for awards