驚愕の初登場音源がリリースになります!しかも年代はレアな1969年の年末、この年の唯一の12月公演となるパリはシャトネマレブリー公演です。1969年12月のコンサートがリリースされるのが初めてのことなら、コンサート・ファイルには、「この公演が開催されたことを確認する材料はなく、出演はとりやめになったものと考えられる」とあるくらい、存在すら知られていなかったコンサート。とりやめになったどころか、ここに動かぬ証拠、コンサート全曲収録の初登場音源が発掘されたのです!!!
しかも初登場でありながら、今まで陽の目を見なかったのが不思議なくらいに高音質。バランスといい、音質といい、1969年という時代を考えると、これもまた、将来に渡ってツェッペリンの定番音源として君臨するタイトルとなることでしょう。しかもイントロの「Good Times Bad Times」で、わずかに頭が欠けているのみで、その他の曲中でのカットは皆無というのも素晴らしい。よくぞこのような音源が出てきたものです。
セットリストはその前のフィルモアなどと同じく「Good Times Bad Times」のイントロから「Communication Breakdown」に続くオープニングで、最後は「How Many More Times」で締めくくるというもの。しかしながら、その演奏たるや、非常に聴きどころ満載の素晴らしいコンサートなのです! ロバートがMCをしゃべっているにも関わらず「Dazed And Confused」のイントロを奏でるジョンジー。ジミーがステージ上で延々とチューニングをして、なかなか始まらない「White Summer ? Black Mountain Side」。そして何より驚きは「How Many More Times」です。途中に様々なメドレーを挿入することで毎回コンサートのハイライトとなるこの曲ですが、この日は何と、「Whole Lotta Love」が途中に組み込まれると言う、他に類を見ないパターン。ジミーが軽くイントロ・リフを奏でると、まるで単独の曲であるかのようにそのままジャジャ〜ジャジャンと始まるのです。この展開には驚きを禁じ得ません。しかもその後は、オープニング同様に「Good Times Bad Times」のリフが繰り返され、そして最後にまた「How Many More Times」に戻るという、実に珍しいメドレーとなっています。
本作のメインはもちろん、初登場となるパリ、シャトネマレブリー公演なのですが、ボーナストラックとして、ディスク2の後半には、1969年11月5日カンザスシティにおけるアーリーショウを収録しています。この公演は残念ながら5曲しか残存が確認されておらず、時間にして40分程度しか残されていませんが、その全てを収録しています。
初登場にして、非常にレアな1969年12月6日シャトネマレブリ―公演を、初登場とは思えない高音質での完全収録。ボーナスでは、これもほとんど収録タイトルがない1969年11月5日カンザスシティ公演を収録。美しいピクチャーディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤です。
L'ECOLE CENTRALE CHATENAY-MALABRY, CHATENAY-MALABRY, PARIS, FRANCE
December 6, 1969
DISC ONE
01. Good Times Bad Times - Communication Breakdown
02. I Can't Quit You
03. Heartbreaker
04. Dazed And Confused
05. White Summer - Black Mountain Side
06. You Shook Me
DISC TWO
01. Moby Dick
02. How Many More Times
- Steal Away
- The Hunter
- Whole Lotta Love
- Good Times Bad Times
- Boogie Chillun'
SOLDIER'S AND SAILOR'S MEMORIAL HALL KANSAS CITY KS U.S.A.
November 5, 1969 early show
03. Good Times Bad Times - Communication Breakdown
04. I Can't Quit You
05. Heartbreaker
06. Dazed And Confused
07. How Many More Times
- Boogie Chillen'
- Move On Down The Line