1975年3月4日と5日の両日において、ツェッペリンはダラスで連続公演を行っている。その両日をサウンドボードで収録したタイトルが本作である。ダラス初日は古くから「天国への階段」までのサウンドボードが有名であったが、本作はそれらに加え、アンコールの「胸いっぱいの愛を」と「ブラックドッグ」をも収録したコンサート完全収録である。この素晴らしいサウンドボード音源は、音質、音域、臨場感、バランスなど、すべての要素において高いレベルにおいて最高のもののひとつ。ぜひこの音質を体験していただければと思う。
内容的には、マスターとなったソースをピッチ調整のみ施し、音質には触れず、カット部分においても未編集で、なるべく元のままの状態で聴けるように収録されている。切れる箇所、例えば「ノークォーター」の中間部や、ちょっとした歓声部分などもフェイド処理や編集をせずに、そのままカットイン/アウトとなるように、マスターの形を最大限に活かし、そのまま残している。ほとんどの既発盤では未収録だったアンコール部分も含め、全曲サウンドボードで収録されているので、1975年を代表する音源のひとつと言える。
ダラス2日目は、これまで音の良くないオーディエンス録音でしか長らく聴くことが出来なかったが、近年になって初めてサウンドボード音源が流出、本作はその新たに発掘されたサウンドボード音源を使用している。この素晴らしいサウンドボード音源は、音質、音域、臨場感、バランスなど、すべての要素において高いレベルにおいて最高のもののひとつ。 内容的には、マスターとなったソースにピッチ調整のみ施し、音質には触れず、カット部分においても未編集で、なるべく元のままの状態で聴けるように収録されている。既発盤との違いは、マスター・ソースの形をそのまま残して収録という初日同様のコンセプトにて、欠落部分をオーディエンス・ソースで補完せず、サウンドボードのみを収録した点にある。そのため「ロックンロール」のイントロや、「モビーディック」のエンディングなども、オーディエンス音源とクロス・フェード編集がなされておらず、マスター・ソースそのままの形で収録されている。本作を聴いてもらえればわかるが、既発盤はかなり長めにクロス・フェードをとっているので、サウンドボード部分まで大きく浸食してしまっている。本作では、あえて未編集で収録しているため、既発盤では聴けなかったサウンドボード部分も長く収録されているのが特徴である。初日と並んで1975年を代表する音源のひとつと言える。
1975年USツアーにおいて、非常に優れた最高のサウンドボード音源で、ダラスにおける二日間を収録。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。スリップケース付。
MEMORIAL AUDITORIUM DALLAS TEXAS U.S.A. March 4, 1975
DISC ONE
01. Rock And Roll
02. Sick Again
03. Over The Hills And Far Away
04. In My Time Of Dying
05. The Song Remains The Same
06. The Rain Song
DISC TWO
01. Kashimir
02. No Quarter
03. Trampled Underfoot
04. Moby Dick
DISC THREE
01. Dazed And Confused
02. Stairway To Heaven
03. Whole Lotta Love
04. Black Dog
05. Heartbreaker
MEMORIAL AUDITORIUM DALLAS TEXAS U.S.A. March 5, 1975
DISC ONE
01. Rock And Roll
02. Sick Again
03. Over The Hills And Far Away
04. In My Time Of Dying
05. The Song Remains The Same
06. The Rain Song
07. Kashmir
DISC TWO
01. No Quarter
02. Trampled Underfoot
03. Moby Dick
DISC THREE
01. Dazed And Confused
02. Stairway To Heaven
03. Whole Lotta Love
04. Black Dog